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TOP : 「日本語教育・留学生教育における日本型『知の技法』の活用に関する研究」研究チーム主催ワークショップ開催されました
投稿者 : admin 投稿日時: 2015-02-08 18:16:43 (366 ヒット)

「日本語+α」の人材養成と人文社会科学系研究との連携
――日本型「知の技法」に学ぶテキスト作成に向けて――

日時:2015年2月7日(土) 午後2時~5時
場所:九州大学21世紀交流プラザ共通講義室1 箱崎キャンパス(文系地区地図⑦)
http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html

●ワークショップの目的
留学生教育・日本語教育における人材養成の喫緊の課題として、「日本語+α」の人材養成が挙げられる。この+αとは、学術的・専門的素養のことであるが、「日本語+α」の人材養成のためには人文社会科学分野の知見を活用していくことが国内外で求められてきている(トムソン木下千尋・牧野成一編(2010))。
本研究プロジェクトでは、本研究チームが蓄積してきた基礎研究(2009年度以降継続)の知見を含め、本研究チームでは2つの研究グループを配置し、研究を行ってきた。A「知の加工学」班では日本型「知の技法」がどのように論じられてきたか、日本型「知の技法」の特徴などの理論化を進めてきた。B「留学生教育」班では留学生が日本留学に求めるニーズ調査を行うとともに日本研究の成果を生かした先行教材やカリキュラム開発の事例を集め、大学院レベルの留学生教育プログラムについて調査・分析を進めている。
それと同時に、こうした日本研究の成果を教育に還元する試みを4年半行ってきたが、その教育実践を検証した結果、留学生への専門分野の内容理解とアカデミックスキル(四技能の統合や分析力・思考力など)習得をつなぐ指導の必要性を認識するに至った(松永・施2014)。そこで、今年度は日本研究入門テキストの開発に着手し、日本研究と日本語教育の連携事例や「日本を学ぶ」ための日本語テキストの分析などを行ってきた。
本ワークショップでは、以下の2点を大きな目的としている。
(1)日本語教育と日本研究との連携について造詣の深いトムソン木下千尋先生を迎え、「日本語+α」の人材養成と人文社会科学系研究との連携についての知見を深めるとともに、留学生を含めた学生側からのニーズや要望を徴集し、日本型「知の技法」に学ぶテキスト作成に向けての指針を得る。
(2)また、社会科学系の研究者からの視点を補うため、柴山桂太先生、伊藤泰信先生を交え、「日本語+α」の「+α」についても考察する。


参考文献
・トムソン木下千尋・牧野成一編(2010)『日本語教育と日本研究の連携--内容重視型外国語教育に向けて』ココ出版
・松永典子・施光恒・吉岡斉編(2011)『「知の加工学」事始めー受容し、加工し、発信する日本の技法』新宿書房
・松永 典子・施 光恒(2014)「学際統合的日本研究の成果を還元する試み―大学院総合演習「知の加工学」を事例に― 」『比較社会文化』20、61-76

主催:九州大学大学院比較社会文化研究院「日本語教育・留学生教育における日本型『知の技法』の活用に関する研究」研究チーム


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