You Tube 九大比文 公式チャンネル
九州大学大学院比較社会文化学府・研究院の公式チャンネルを開設しました。
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 言語教育学関連の研究のために―外国語教育、コミュニケーション技術、等等  
 
 九州大学では外国語教育を専門に学べる大学院はないのですか?日本語教育講座はあるけれども、英語教育講座は見当たりません?さらに他の言語は?
  プレゼンテーションとかディベートとか、コミュニケーション技術の訓練に関心が集まっているけれども、九州大学では研究していないのでしょうか。
  そういった実践研究に関心がある人々に対して、比較社会文化学府(比文)は対応します。九州大学にはさまざまな事情から外国語教育を専門とする大学院は独立して存在せず、比文の中にも講座としては日本語教育講座しかありません。しかし、英語教育も、ドイツ語教育も、フランス語教育も、中国語教育も、韓国語教育も、外国語教育学も、第二言語習得論も研究することができます。また、プレゼン
テーションやディベートのようなコミュニケーション技術教育について研究することもできます。
  体系的なカリキュラムは提供できませんが、あなたに強い意欲と意志があれば、多数の関連分野の教員の授業科目を受講し、あなた自身の問題意識をぶつけて研究相談をしてください。言語教育を専門と称する大学院に負けないあなた自身のプログラムを作ることができます。教員が敷いたレールに乗って勉強し、与えられたテーマで論文を書いて大学院を修了するという安易な道ではありません。授業科目
がカバーしていないところは自分で読書をし、指導教員と「格闘」して自分の論文の計画を立てないといけないかもしれません。苦労した後の成果は大きいはずです。
  言語関係の多くの教員が九州大学の全学教育や留学生センターにおいて、実際に言語を教えています。あなた自身もTA(ティーチング・アシスタント)として実際の言語教育の現場を体験することもできます。また、大学院を担当していないけれども言語教育関係を専門とするさらに多くの教員と話をし、指導を受けることもできるでしょう。
  外国語教育学やコミュニケーション技術の研究は数多くの分野から方法論や理論を援用して研究が行われる学際的な分野です。下記に挙げた教員が専門とする言語学、コミュニケーション学、文学(アジアや欧米の言語文化)などの関連学問分野だけではなく、さらに比文に専門家を擁するさまざまな分野(社会学、文化人類学、国際関係論など)からの研究の支援を得ることもあるでしょう。多様な研究分野に触れることによって、外国語教育やコミュニケーション技術に関する実践的な問題意識から大学院での研究課題としてまとめる手がかりができます。
  以下に学府担当の関係教員を50音順で列挙しておきます。この「豊富な資源」を活用してあなた自身の言語教育学プログラムを目指してみてください。(さらに多くの学府内外の教員の研究分野を含め、詳細は大学HP の「九州大学研究者情報」等を参照。)
<氏名>(講座名:関連専門分野:全学教育担当科目)
阿尾安泰(国際言:フランス思想:フランス語)
秋吉 收(国際言:中国近代文学:中国語)
井上奈良彦( 異文化:コミュニケーション学、言語教育学:英語・議論法とディベート)
太田一昭( 国際言:英文学・シェイクスピア研究:英語)
小谷耕二(異文化:米文学・多文化主義:英語)
小森和子( 日本語:第二言語の語彙習得論、言語テスト理論、心理言語学:日本語)
嶋田洋一郎(欧米社会:ドイツ思想:ドイツ語)
志水俊広( 日本語:第二言語習得論、言語習得における普遍文法の役割、言語教育学:英語)
曺 美庚( 異文化:日韓語対照研究、異文化コミュニケーション:韓国語)
西山 猛(日本語:日中語対照研究:中国語)
東 英寿(アジア社会:中国古典文学:中国語)
福元圭太(国際言:近代ドイツ文学・思想:ドイツ語)
松永典子( 日本語:言語政策、異文化コミュニケーション、教育史:歴史と文化)
松原孝俊(国際言:朝鮮語教授法:日韓文化交流史)
松村瑞子( 日本語:対照言語学・社会言語学:英語)
W.ミヒェル( 異文化:文化交流史における異文化理解・語学:ドイツ語)
山村ひろみ( 日本語:スペイン語学、記述言語学、対照言語学:スペイン語)
このような言語教育関係の成果は比文のWeb サイトで過去の修士論文・博士論文の題目を見てもらってもわかるでしょう。また、九州大学の「比較社会文化叢書」、「言語文化叢書」として公開したものを挙げておきます。
・『ヨーロッパの学校における外国語教育』
・『 国際化時代の大学英語教育―現状の足枷と新たな可能性』
・『議論法―探求と弁論』
・『「総力戦」下の人材養成と日本語教育』
修士課程を受験希望する方は、専門科目の選択に悩むかもしれません。自身の研究課題やこれまでの学習分野を考慮して、日本語学、西欧言語文化、アジア言語文化、言語学・言語コミュニケーションの中から選択することを勧めます。