You Tube 九大比文 公式チャンネル
九州大学大学院比較社会文化学府・研究院の公式チャンネルを開設しました。
トップ  >  物質科学研究グループ
物質科学研究グループ  
 
 私たちの研究グループでは、地球を構成する基本単位“ 鉱物” を対象に、X線回折装置、透過型・走査型電子顕微鏡、原子間力顕微鏡、赤外分光などの分析機器を駆使し、また、リートベルト解析、X線プロファイル・フィッティング解析、顕微鏡画像解析などの最新の鉱物学専用プログラムソフトを用いて、日夜、ミクロな世界を探っています。皆さんもミクロな世界の謎の解明に挑戦してみませんか?
 
 主要造岩鉱物および環境指標鉱物の鉱物化学的研究
 
 主要造岩鉱物の角閃石族鉱物と、環境指標鉱物として重要な層状珪酸塩鉱物の結晶化学的研究を行っています。それらの天然での生成条件や変成・変質過程を究明し、地球環境にやさしい産業廃棄物処理法の確立を目指しております。すなわち、様々な化学組成の鉱物を実験室で合成し、共同利用の各種分析機器、すなわち超高圧電子顕微鏡室の各種透過型電子顕微鏡(EDS、EELS を含む)、中央分析センターの赤外分光分析装置をはじめ熱分析および各種元素分析装置を用いて鉱物化学的検討をおこなっています。
  石田清隆(地球自然環境講座)
 
 鉱物は地球環境の過去・現在・未来を語る!
 
 鉱物には、地球の過去の気候や環境を復元し、未来の環境を予測するための指標になるものがあります。例えば、イライトと呼ばれる雲母粘土鉱物の結晶化度を精確に求めることにより、そのイライトがもたらされた当時の気候が乾燥であったか湿潤であったかを推定することができます。また、放射性廃棄物地層処理場の緩衝材として期待されているスメクタイトの溶解速度・機構を解明することにより、処理場周辺の環境変化を予測し、長期的な安定性・安全性を評価することができます。皆さんも私たちといっしょに、鉱物を研究することで、過去の地球環境を復元し、未来の地球環境を予測してみませんか?
  桑原義博(地球自然環境講座)     E-mail:ykuwa@scs.kyushu-u.ac.jp