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 自然史研究・生物体系学  
 
  現在地球上では、私たち人類の影響による環境破壊や地球温暖化などに伴う地球規模での生物の生息環境の悪化が速度を増し、それによる生物の大量絶滅、それにともなう生物多様性の減少が大きな問題となっています。このため、我々の将来にとって生物多様性や生態系の保全に関する研究の重要性が増してきています。今後も、生物多様性を維持し利用していくためには、様々なレベルにおける生物多様性を理解していく必要があり、分類学や生態学、遺伝学などの各分野を組み合わせたアプローチが重要となっています。しかし、このような研究が行われている教育・研究機関は少数です。
私たちは主に昆虫類の系統分類学を研究する4名の教員を中心に、各種昆虫類の分類学、形態学、系統学、生物地理学、生態学、行動学、保全生物学、進化生物学などを研究する院生たちと一緒に「生物体系・自然史教室」という研究グループを作っています。私たちは、多様な研究対象や研究課題について、海外も含めたフィールド調査を積極的に行うのはもちろんのこと、比較形態や環境モニタリング、飼育実験から、DNA 解析まで幅広い手法を用いて、生物多様性の解明を目指して日々研究を進めています。また、生物多様性に重大な影響を与える外来種 の管理とリスクマネージメントといった現在問題となっているトピックについても研究を行っています。
大自然のなかで生物の自然史を探りたい人や、昆虫が好きでその系統分類や生物地理、行動や生態などを研究したい人、生態系の保全や外来種問題に取り組みたい人など、生物多様性に興味があり、自ら学び研究していこうという意欲にあふれた皆さんは大歓迎です。皆さんも、私たちと一緒に研究生活を送りませんか?
地域資料情報講座:矢田 脩 教授
地球自然環境講座:阿部芳久 教授
荒谷邦雄 准教授
細谷忠嗣 助教
ホームページ
http://www.scs.kyushu-u.ac.jp/?blku/home.htm
 
 私たちの研究グループで進行中の主な研究課題
 
チョウ類の自然史及び系統進化、保全生物学
熱帯アジア産昆虫類のインベントリーとデータベース構築
タマバチ上科の系統分類と生態
外来昆虫の生態とリスク評価・防除
コガネムシ上科の系統進化と生態
ゴンドワナ起源の陸塊に隔離分布する食材性
昆虫類の系統生物地理
琉球列島におけるコガネムシ上科の系統生物地理
稀少昆虫の評価・選定
ノミバエ科の系統分類
シジミチョウ科(ミドリシジミ族など)の分子系統
タテハチョウ科(とくにフタオチョウ族、マダラチョウ亜科)の系統分類と生物地理
ヤドリバエ科の系統分類
ショウジョウバエ科の系統分類
ヒシバッタ科の系統分類
クワガタムシ科の系統分類
チョウの斑紋における地理的変異の解析