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 ロマン主義研究コース  
 
 これまで個別的な狭い領域で扱われてきたロマン主義を新たな形で、総合的に研究していくことを目指す。
 
 A:研究方針
 
1:空間領域の拡大
ロマン主義を国別で考察するだけでなく、その全体の動きを研究する。各研究者(上記担当教員)たちの連関を図りながら、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツにおけるロマン派の動きを追い、主要ヨーロッパの領域とアメリカの状況の把握に努める。
 
2:時間領域の拡張
ロマン主義は決して19 世紀だけの事象ではない。着実な研究のために、その思潮が準備された16 世紀 から、その影響が及んでいる現代にまで検討領域を拡げる。
 
3:研究対象の転換
研究対象も従来のように、文学、思想などの 領域だけに限定されない。様々な領域の複合 的な作用から生み出される文化を研究するた めに、ロマン主義的感性の生成に関連のある 資料を、政治、歴史、社会などの分野からも 求める。
 
 B:総合研究テーマ
 
1:近現代文化論
ロマン主義文化を「知」の問題のひとつと捉え、それを構成する条件を考察する。文学、歴史、思想などの分野の検討にとどまらず、社会科学、文化人類学、精神分析学、医学などの研究動向も踏まえていく。
 
2:自然表象論
 「 自然」という表象について考える。自然と文学、自然と人間の関係を研究しながら、そこに新たに「環境」やエコロジー等の視点も導入しながら文化の歴史を読み変えていく。
 
3:文化空間交流論
大きな活動領域を示してきたロマン主義をトータルな形で考える。様々な諸文化空間の影響関係の問題、そして翻訳などを始めとする文化伝達のメディアの問題を考察する。