You Tube 九大比文 公式チャンネル
九州大学大学院比較社会文化学府・研究院の公式チャンネルを開設しました。
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「比文」とは
 

 

わたしたちの九州大学大学院・比較社会文化学府/研究院は、「学際化・国際化・総合化」をめざしています。

 

 1学際化(学際性)

 これまでの学問は専門性を追求してきました。狭い範囲のテーマには詳しく、最先端を行くが、周辺学との関連が途切れてしまう。まわりがみえず独善的な学問になってしまう。たこつぼ化現象が指摘されています。2011年3月11日以降、わたしたちが見てきたのは最重要なものを欠落させた「最先端の科学」の姿でありました。

 

 2国際性

 わたしたちの学問は一人だけの学問ではありません。世界に開かれ、通じている学問が要請されています。

 

 3総合化

 上記を課題とするなかで、狭い専門性を脱却し、総合によって新しい視点を獲得し、人びとに貢献できる、ほんとうに力強い学問を目指すことができます。


 もちろん学問の方法と理論は領域毎に確立されているので、それをまず身につける必要がありますが、それに満足せず、さらなる習得をめざす。視野が広まり、複数の視角をもつことにより、新事実を発見できる確率が高まる。そのことを確信します。複数のディシプリン(研究方法)を習得することによる優位性を実感してください。

 

 わたしたち「比文」は平成6年(1994)に「越境する文化・共振する世界」をキーワードとして、九州大学における二つめの独立大学院(比較社会文化研究科)として、いまはなき六本松キャンパスに設置されました。平成21(2009)度から 新キャンパス(イトキャンパス)に移転しています。平成22年度には国際コースを設けました。

 独立大学院というのは独自の学部に連続していない大学院のことです。よって九大や他大学の他大学院と比べると、特定の学部からの進学傾向がありません。多種多様な人材が集まってきます。他大学出身者も多いし、留学生も多くいます。

 学府教員は平成23年度(2011)には78名です。その領域はさまざまな分野にまたがっています。いわゆる文系も理系も揃っています。外国人教員は3名で、国際コースでは英語によるゼミが開設されています。このように院生も教員も多種多様で、国際性も豊かです。学際化・国際化・統合化を実現しやすい環境にあります。

 過去17年間に比文で学んだ院生は4000人に及びます。比文最大の財産でしょう。国内でも世界でも多くの先輩が活躍しています。

 わかものたちよ、新しい学問・科学を学び、ひとびとに真に貢献し、ひとびとを幸福にする学問・科学を身につけてください。未来はあなたたちによって切り開かれます。

 

 比較社会文化研究院/学府長 古谷嘉章